コラム

ガラス容器のメリット

ガラス容器は意外と優れものなんです。化学的安定性、無味無臭、ガスや水蒸気の遮断性に富み、成型で形も自由自在、適度な耐熱性もあり、そして再利用とリサイクル性も備えているという事を考えると未だ使い続けられているのも当然なのかもしれません。ここで再利用という面で、ガラス容器の豆知識をご紹介しておきます。まず再利用と言われながら一回の使い切り瓶(ワンウェイ瓶と言われるもの)も存在しており、これに対し再利用される通常の瓶は「リターナブル瓶」と呼ばれています。瓶に「丸正マーク」や「Rマーク」が付されたもので、見てわかるように表示が規定されているものです。ワンウェイ瓶も使い切りとはいえ、色別に選別された後リサイクル原料として溶かして再利用という循環が行われています。また、瓶には「広口瓶」と「細口瓶」がありますが、広口瓶はインスタントコーヒー容器でお馴染みです。細口瓶の代表は何といってもビール瓶、と以前は言えたのですが昨今はほとんどアルミ缶などに置き換わってしまい、ビール好きの人には「瓶ビール」と慕われ、また今はやりのクラフトビールで健闘している状況です。