column ユニバーサル包装 2021年5月3日 日本産業規格(JIS)では「身体の機能の一部が不自由な人々にとって障害にならない配慮」という定義で、バリアフリー包装が採用されていました。 具体的には、アルコール類の缶に点字で区別できるよう印字されていたり、缶のプルタブが軽い力で開けられるよう工夫されていることなどが挙げられます。 バリアフリーの対象者が高齢者や乳幼児、障害者などに限定した考え方に対し、近年ではどんな人でも安心・安全・快適に利用できるよう品物や環境を設計するユニバーサルデザインという考え方が主流になっています。 商品の密閉や密栓に加え、未開封・未使用が証明できるキャップシールや悪戯防止ラベルなどを貼ることで中身の安全性を確保しています。 また、乳幼児による医薬品の誤飲などを防ぐためには「はがす+おす」「おす+まわす」といった2種の動作を同時に行う開封構造が適用されています。 以前 クッション性 最近 若い消費者とワイン容器の傾向