コラム

若い消費者とワイン容器の傾向

アメリカにおけるワイン愛好家は1億人と言われています。そのうち34%は毎日、あるいは週に数回ワインを飲む人たちの中で、性別内訳は半々であり、他のアルコール飲料であるビール及びスピリッツに比べてもワインを飲む頻度が増えているといいます。一回飲みきりサイズのワイン容器がワイン界の当たり前の存在となる日がくるかもしれません。そうなると包装容器のコストも下がり、消費者も値ごろ感のある飲みきりサイズを楽しむことができます。アメリカで世代別に見た調査結果で、ミレニアム世代のワイン消費量は、ベビーブーマー世代に続き、第二位です。さらに高級ワイン嗜好者全体に占める割合もミレニアム世代の若年層が上位にあります。この世代の消費の増加がワイン市場をお仕上げているのです。ミレニアム世代はパウチやプラスチック容器にも抵抗がないといいます。