コラム

ガス置換包装などでウィンナの長期保存へ

プラスチック包装材は、内容物となる食品によっていろいろな素材が使われ、殺菌処理などを追加するような対応が行われています。お弁当のおかずの定番となっているウィンナソーセージも例外ではありません。食品包装のなかでも特に神経を使う食材と言われるウィンナソーセージをはじめとした肉類では、保存性を考量し包装されるまで細菌汚染防止のため、無菌室での包装が一般的となっています。さらに、包装時にも細菌増殖抑制に効果のある二酸化炭素などの不活性ガスを包装内部に残る酸素などと置き換える「ガス置換包装」が導入されています。このガス置換包装を施すことによって、低温下での流通を前提としてはいるものの、ウィンナソーセージといった肉類の賞味期限を2~3週間まで保障できるまでになっています。